【JA農業機械大展示会】薬剤に頼らない病害抑制の新技術 ── power電器のUV-B LED照明を初公開
2026年6月26日〜27日
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2026年6月26日、静岡県静岡市のツインメッセ静岡にて開催される「JA農業機械大展示会」(主催:静岡県下農業協同組合・静岡県経済農業協同組合連合会)に、私たちpower電器株式会社が出展いたしました。

本展示会は、JA静岡中央会、JAバンク静岡県信連、JA共済連静岡、JA静岡厚生連、JA全農、および系統メーカー各社の後援のもと開催される、静岡県の農業関係者にとって重要な年次イベントです。
今回、power電器は農業分野への新たな挑戦として、独自開発のUV-B LED照明を初めてお披露目いたしました。

うどんこ病 ── 生産者を悩ませ続ける課題
トマトやイチゴの栽培において、うどんこ病は最も一般的かつ深刻な病害のひとつです。従来の対策は殺菌剤の散布が中心でしたが、近年は消費者の安全・安心志向の高まりや、薬剤耐性菌の発生、さらには環境負荷の低減といった観点から化学農薬に依存しない新たな防除技術が強く求められています。
こうした課題に対し、power電器は自社の光源技術を活かし、UV-B(紫外線B波:波長290〜320nm)のLED照明による病害抑制というアプローチで新たなソリューションを開発しました。
静岡大学との共同実験が裏付ける効果
本製品の開発にあたり、power電器は静岡大学農学部 植物遺伝学研究室(河野・小久保・本橋教授)の協力のもと、2025年より数ヶ月にわたる照射試験を実施してまいりました。
モデルトマト(矮性品種Micro-Tom)を用いた実験では、照射距離30〜80cm、1日2時間、週3回の条件で2週間継続照射を行った結果、以下の成果が確認されました。
健全苗への影響:いずれの照射距離においても葉焼け症状は認められず、生育への悪影響はほぼ見られませんでした。むしろ照射区では葉の厚みが増し、がっちりとした茎の発達が観察されています。
うどんこ病への抑制効果:2時間照射の条件では、30cm・50cm・80cmのいずれの距離においてもうどんこ病の抑制効果が確認されました。無照射の対照区と比較して、罹病数に明らかな差が生じています。
光合成への影響:Fv/Fm値(光合成活性の指標)の測定により、UV-B照射が光合成能に与える影響はきわめて小さいことが実証されました。
これらの結果から、圃場での推奨条件として「植物体からの距離35〜65cm、1日2時間程度、定植苗から開花結実期にかけて3週間照射」という具体的な運用指針も示されています。

既存製品との違い ── power電器の技術的優位性
日本国内にはすでにUV-B照射装置が存在していますが、power電器のUV-B LED照明には明確な差別化ポイントがあります。

既存製品の多くは、病害抑制に直接寄与しない波長の光も多く含んでおり、エネルギー効率の面で課題がありました。また、従来型のUV-B蛍光灯は光熱費の負担が大きく、ランプの寿命にも限界があるため、生産者にとっては導入コストとランニングコストの双方がハードルとなっていました。
power電器のUV-B LED照明は、高度なLED技術により、病害抑制に必要な波長帯に特化した効率的な光照射を実現。省エネルギー性と長寿命を兼ね備え、圃場への導入における経済的な負担を軽減します。産業用電源やハイパワー製品で培った電源設計のノウハウが、この農業向け照明にも存分に活かされています。
展示会での反響と今後の展望
今回の展示ブースでは、静岡大学との共同研究の成果をまとめたポスター発表とともに、UV-B LED照明の実機を展示。来場された農業関係者の皆様から大きな関心をお寄せいただきました。
本製品は現在、製品化に向けた最終段階にあり、まだ市販されておりません。しかし、近い将来、農業王国・静岡を起点として全国展開を進めてまいります。トマトやイチゴだけでなく、さまざまな作物への応用可能性も視野に入れ、引き続き研究・開発を推進してまいります。
power電器は、家電・デジタル製品にとどまらず、日本の農業の未来を照らす新たな光として、UV-B LED照明の実用化に全力で取り組んでまいります。
展示会概要
| 項目 | 内容 |
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| 展示会名 | JA農業機械大展示会 |
| 会場 | ツインメッセ静岡(静岡県静岡市) |
| 主催 | 静岡県下農業協同組合、静岡県経済農業協同組合連合会 |
| 後援 | JA静岡中央会、JAバンク静岡県信連、JA共済連静岡、JA静岡厚生連、JA全農、系統メーカー各社 |
本件に関するお問い合わせ
power電器株式会社
〒540-0019 大阪府大阪市中央区和泉町2丁目4-7 POWERビル
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